ヨーロッパでスリが多いのは有名なこと。
旅する者であればだれもが知っている常識ですね
今回はそんなヨーロッパで起きた実体験を紹介します。
この記事を読んだ人がどうかスリの被害に遭いませんように。
【ドイツのゲストハウスに気をつけろ!】
ゲストハウスのいいところって何といっても安い所ですよね。
バックパッカーさんかはゲストハウスに泊まるのは当たり前です。
しかし、安いだけあって、ホテルと違って他人と同じ部屋に寝泊まりしなくてはなりません。
そうなってくるともちろん、トラブルも起きるんです。
今回のお話はドイツのベルリン起きたお話。
私はドイツではスーパー有名なチェーンゲストハウスを予約していました。
チェーンの宿ってなんだか安心じゃないですか。きれいだし大きくて。
私は値段の割にきれいなところに泊まれたので満足していました。
私はこれまでもたくさん旅をしてきましたが、ここまで何も被害に遭ったことはなく、
出会った人はみんな良い人で、良い意味でも悪い意味でも、他人のことを全く疑ってなかったんです。
それがヨーロッパであっても。
事件が起きたのは2日目。
私は観光しに行くのに最低限の荷物しか持っていかず、PCなどはいつもベッドの下とかに隠して外出していました。
完全に舐めていましたね。観光から帰ってくると、きれいにぜーんぶなくなっていました。
何が怖いって、同じ部屋にすんでいた人たちみんな良い人そうだったのですよね。
おしゃべりもしていたし、完全に疑っていませんでした。
だからこそ、ショックで、ほんとしばらく立ち直れなかったですね、、、特に買ったばかりのMacbook(置いていくなよ)
この時はじめてヨーロッパの怖さを知りました。
まあ、私が油断しすぎていたというのもあるのですが、今までほかの国でこんなことなかったので。
しかしこれはまだ、始まりに過ぎなかったんです。
【恐るべしスペインのスリテクニック】
Macbookのショックからやっと立ち直り始めたとき、私はスペインに移動していました。
スペインの町は最高にきれいだし、ドイツより寒くないし、物価も安い。
私はそんなスペインが初日で気に入っていました。
スペイン料理を食べようと、大通りの地元のお店に立ち寄りました。
私はテーブルの上に携帯を置いていたのですが、それを見た店員さんが言いました。
「絶対にテーブルの上に携帯を置いてはいけないよ」
私は、「え?でも置きっぱなしでトイレに行くわけでもないし、私ここにいるんだから大丈夫でしょ」
って感じだったのですが、店員さんはそれでも盗まれるのがスペインだといいました。
そんなに盗みがすごいのか、、、とすぐに携帯をしまった私でしたが、事件は隣の席ですでに起こっていました。
私の隣の席には同じく観光できているらしいカップルが座っていました。
すると男のほうが急に携帯がない!と騒ぎ始めたのです。
え!めっちゃタイムリーなんですけどーーーーと静かに様子を見守っていた私。
すると店員さんがその男にこう尋ねていました。
「ここに来る途中に路上で少年たちにサッカーを挑まれなかったか?」
すると男は「はい、かわいい子たちだなと、でもほんの5秒とかですよ」
店員さんはやっぱりな、という顔で「その時だよ」と言いました。
どうやらスペインでは少年たちが無邪気に絡みに行った隙に、少年の中の一人がポケットから貴重品を盗む、という大胆かつ悪質なスリがあるみたいで、
その男はまんまとそれにやられたみたいなんです。
こわい、こわすぎる。
わたしはその話を聞いてから少年の姿を見るとおびえるようになりました。
初日であの店員さんの話をきいてなかったら、Macbookだけでなく、お金、携帯もやられているところでした。
実はまだまだヨーロッパで起きた危険はあるんです。
しかし書ききれないのでまた別の機会に、、、
何が言いたいかというと、悲しいですがヨーロッパでは誰のことも信用してはいけません。
心を鬼にしましょう!!!