イギリス留学はイギリスに憧れる人にとって待ちに待ったイベントだと思います。本場で英語を勉強できるまたとない機会、是非このタイミングで英語を身につけてやろう!とモチベーション高く持つでしょう。
ただ、日本と違って海外は社会情勢が不安定だと心配があります。特にイギリスで最近大きなトピックがありますよね?
そう、イギリスのEU離脱です。
これが留学に対してどれ程影響を受けるのかを検証してみたいと思います。
ズバリ!イギリス留学にEU離脱は関係ある?
正直な話、EU離脱は留学する上でほぼほぼ関係はないです。正確に言えば影響は今のところ見受けられません。
元々日本人がイギリスに留学することを規制しているわけではないのでそこを絞られるということは現実的にはありえないでしょうね。
ただ、影響0というわけではありません。イギリスは留学手続きなどがそもそも面倒な国ではあるので、更に面倒になる可能性は秘めています。
留学は移民とは違いますが、ビザを取得して滞在するということは共通しているので、一貫して審査が厳しくなる可能性はあります。
これから留学をするという人は最新のイギリス入国事情を押さえておくことが大切です。
イギリスがEU離脱をするようになった背景
イギリスがEU離脱をしたのはなぜでしょうか?
それはイギリスの国民感情が理由としてあげられます。そもそもイギリスが離脱するようになった背景というのが国民投票によるものだからです。
日本では聞きませんが政府で決がでない問題になると、国民全体の投票によって是非を決めるというものですね。EU離脱か否かで投票したら離脱票が上回ったということです。
なぜイギリス国民はEUを離脱したいと思ったのか?
今の中東情勢が原因です。
中東は今もテロや内戦の真っ只中。そこから離れようとヨーロッパ各地に移民として行く人が多くなっています。
EU加盟国は移民を受け入れるという方針を持っているため、加盟国であれば一定数以上は受け入れるしかありません。
移民の受け入れはイギリスもしていますが、それが原因で治安などが悪くなっていることも確かです。治安や労働という問題が出てきますので、EU離脱に傾いたのではと言われています。
国民投票などで個人の思惑がたくさんはいるので真意はわかりませんが、社会的な背景から離脱に向かって言ったのでしょう。
イギリス留学で考えられるEU離脱の影響
少なからず留学生が影響を受けるのではないかというものもあります。
強いて言うなら以下のものが挙げられるでしょう。
入国審査が厳しくなる
移民の制限が離脱の目的だとすれば、入国に関わるところが厳しくなるのではないかと予測されます。
ただ、元々イギリスは入国管理が厳しいです。ビザの申請はアメリカと並んで面倒くさい国です。そこからなおのこと厳しくなると留学生にとっては大変かもしれないですね。
留学の準備は余分に時間をとった方がいいかもしれないです。
留学生の数が減るかも
留学生を受け入れる数自体が減るかもしれません。日本はショートステイの人ばかりなので制限されることは考えられないかもしれませんが、それ以外の国の人は減るかもしれません。
例えば、おなじEU加盟国だった国からの留学も離脱によって手続きが増えることが予想されます。
つまり、フランスやドイツからイギリスに留学する人も減ることがあるかもしれないということです。
留学生という立場の人の分母が減るかもしれないので、いろいろな国の人に合う機会が減るかもしれないということはあるかもしれないです。
以上がイギリス留学におけるEU離脱の影響についてでした。