英語圏の国に留学するとなると今では選択肢がたくさんある時代です。欧米やヨーロッパだけではなく、アジアでも英語学習をすることができます。格安でいけるフィジーなんかがその最たる例ですね。
ただ、英語を勉強するというとイメージするのはアメリカとイギリスだと思います。この2国が両巨頭という感じではあります。
ではこのアメリカとイギリスでは留学において何が違うのか?ということを勉強していきましょう。
アメリカとイギリスの留学先としての違い
アメリカとイギリスでは基本的に同じ英語圏でも民族や歴史が違いますから、当然留学における体験という意味でもかなりの違いはあるでしょう。
そんなアメリカとイギリスをいろいろな角度から比較していきたいと思います。
アメリカ英語とイギリス英語
一番、アメリカとイギリスの違いでいうとイメージするのは英語の違いでしょう。アメリカ英語とイギリス英語というのがありますから。
日本の教育においてはアメリカ英語の方が身近です。なんせ友好国ですし、距離が近い国なのでアメリカ英語を学校では学びます。
イギリス英語は身近ではない分、憧れる人も多いかもしれません。ただ、イギリス英語はクイーンズイングリッシュとは違います。クイーンズイングリッシュというのはイギリス人でも数%しか使っていない由緒正しい英語なのでイギリスに言ったからと言って学べません。
アメリカ英語とイギリス英語は一言では説明できない違いがあります。発音が違うのは知っている人はいますが、それ以上に単語や文法も違いが出るときがあります。
世界的にはアメリカ英語が主流であり、日本人にはアメリカ英語の方が馴染みやすいかなと思います。
アメリカとイギリスの性格による違い
アメリカ人とイギリス人の国民性からも違いが出ます。アメリカとイギリスのどちらが日本に近いかといえばイギリスの方になります。
アメリカはそもそも移民によって形成された国ということもあり、外国人に対しては得別扱いをしません。ゲストという感覚はないかもしれません。しかし、イギリスは海外から来た人をゲストとしてもてなすという風潮はあるので甘えやすい環境かもしれません。
アメリカがドライというわけではありませんが、傾向としてはアメリカはよくも悪くも得別扱いされないという特徴があります。
アメリカとイギリスの治安による違い
アメリカだと銃社会というイメージが強いかもしれません。確かに街を歩けば普通に銃を見れるし買える環境にあります。射撃を経験できるのもアメリカならではですね。
一方でイギリスでは銃を見ることなんてまずありません。せいぜい、警官が持っているものを見るくらいです。
イギリスも治安が悪いところはありますが、全体を通してアメリカよりもイギリスは治安がいいです。乱射事件なんかもありませんし、悪い人が都会をうろうろしていることもありません。ヨーロッパでと指折りの治安がいい国なので日本人にも合うかもしれません。
アメリカとイギリスの費用の違い
アメリカとイギリスで留学にかかる費用に違いがあるのかというとほとんど違いはありません。だからこそ、イギリスとアメリカではよく比較されるのでしょうが、、、
ニューヨークは物価が高いとされていますがロンドンもなかなかの物価の高さです。トータルコストを比べるとさほど変わりません。イギリスもアメリカも都心よりは田舎の方が安いということは変わらないので、どちらにせよ都会は高くなります。
旅費に関しても季節による違いはあるものの、大きな違いはないです。
安く済ませるならどこと言われると違いはないので、アメリカとイギリスは好き嫌いで選ぶのがいいでしょう。